無法駐車な日

west2692009-11-13

今日の一枚は大谷石の蔵。那須塩原市内で国道4号線を外れ、182号線を大田原に向かう途中にこんな蔵が建っていた。おなじ那須でも黒田原周辺で見かける蔵はもう少し黒っぽい石で出来ている。芦野石というやつだ。
こちらのほうはもう少し違う。明るくて、緑が掛かっている。大谷石だと思う。庇の腕木や垂木や、なんと野地板まで石で造ってある。窓の上にあるのは家紋だろうか。それに扉の赤いのはベンガラなんだろうか。曇っていたので色が鮮やかに出ないのが残念。次回再挑戦しよう。
珍しいので車を止めて写真を撮る。通行の邪魔なのだが、迷惑を省みず路肩駐車する。大型トラックが何台も追い越して行く。こういうのも確信犯というのかな。
暫く行くとまたあった。迷惑を省みず再び無法駐車。降りて写真を撮る。
暫く行くとまたあった。ここは道が少し狭い。後ろから来たクラウンの運転手は何故か写真を撮り終わるまで待っていてくれた。好い人だった。
基本の形はみんな同じようだけど、窓や軒先のデザインがそれぞれ少しずつ違うのだ。次々とでてくるのでキリがない。時間も無いので止めてしまったが、栃木県にはこんな面白い石造りの蔵が沢山あるのだ。
下の写真はクラウンの運転手が待っている間に撮影したもの。

待たせているので、慌てて撮ったから手ぶれしている訳じゃなくて、こんな仕上げだった。石の表面の仕上げ方が漣みたいで面白い。どんなノミを使ったのか。