帰雲亭における幸運

west2692009-11-15

マサカリ大工のイベント打ち合わせに福々亭へ出かけるとこんなものが有った。自宅の庭に井戸を掘って、竹で樋を作って敷地内を流している。石の据付、竹樋の設置は全て手作り。井戸水は保健所で検査した。雑菌が混じっているので、煮沸して飲むように言われたけど、そのまま飲んじゃっているとのことだった。
昔スペインに行ったときに、水は常にミネラルウォーターを買って飲んでいた。ある時、いつもの製品(国内至る所で見かける製品。多分大手ブランドだろう)が品切れで、仕方なくローカルブランド風な頼りない奴を飲んでみた。ちょっと生臭い味がして、その後から腹痛が始まった。しかし、同行のK君は全く平気で、公園の噴水の水まで飲んでいた。生命力の差を思い知らされてしまった。
さて、下の写真は三富村の徳和にある帰雲亭(きうんてい)という蕎麦屋さん。

打ち合わせの後ここに行った。我々が入ってゆくと、中で蕎麦を食べていた近所のおばあさんと思しき人が、「あんたら運の良い人達だねえ」と話しかけてきた。ここは土曜日と日曜日しかお店を開けていないのだ。女将さんが1人で店を切り盛りしている。忙しいので、混んでいる時は根気良く待つしかないのだ。待ちきれず、いつの間にか消えてしまう人もいる。そんな訳で、順番が繰上げされ、案外早く食べられたのだった。確かに運が良かったのかもしれない。