イベントな日々覚書

west2692009-12-12

明日はマサカリ大工のイベントの日。天気予報では今日も明日も、ちゃんと晴れるのだった。午前中は福々亭の奥さんと明日の参加者名簿や、各自の交通手段、駐車場の確保、お弁当の用意などの最終確認を行った。これで明日の件は大丈夫。

午後からは来年のイベントの打ち合わせ。こちらはJIA(日本建築家協会)というところの企画で、2月に甲州市で開催する。建てられた建築を可能な限り、末永く使ってもらえるように社会に訴えるのが目的なのだ。
いよいよ時間も差し迫ってきたので、ホテルの予約や食事やお酒、シンポジウムの会場の状況を確認した。ポスターもチラシも作らなきゃいけない。本業は建築の設計なんだけど、なんだか興行師みたいになってしまった。因みに設計料というのは、税制上ボクシングのファイトマネーと同じ扱いなんだそうだ。やはり興行なのかな。
そんな訳で今日の一枚は来年の見学場所のひとつ。上条集落。塩山から大菩薩峠に向かう途中にある。かつての戦国大名である武田家の金山経営に関った人々が住んでいたという。ここには地域の特徴的な民家が今でも多く残されている。金属葺きに覆われた茅葺を元に戻したら、魅力的な集落の風景になるだろう。下の写真はそんな試みのひとつ。周りのネットはリングじゃない。足場なのだ。