門松な牛

west2692010-01-05

今日は1月3日の続き。計画性も無く行き当たりばったりで文章を書いてると、話はこのように前後する。そこで今日の一枚は「笑う門松」の全体写真。松より竹のほうが目立つのだけど、何故か門松と呼ぶ。我が家の住む地域では「門松の代わり」と称して、門松の図を描いたポスターを配る。それを玄関扉に飾っている。1枚100円で正月気分も出せるし、後片付けも簡単。門松よりはるかに安い。
ところで「門松」についてはひとつ疑問がある。はるか昔に聞いたところによればポスターは「松の伐採による、森林の荒廃を防ぐための代用品」とのことだった。長いこと信じていたけど、果たしてそうなんだろうか?あらためて門松の実物を見ると「松の木」というより「松の葉」といった方が良さそうだ。葉っぱなんぞは春になれば次々と新しい芽が出て来る。それに松葉のついている枝も、この程度切ったくらいで森林が荒廃するとは思えない。道路建設やダム工事や宅地開発で根こそぎにされる樹木の方がはるかに多いように思える。「森林の荒廃を防ぐ」ならそっちを控える方がずっと効果的なんじゃないだろうか。
下の写真は「笑う門松温泉」の近くにある牧場の牛。

こちらは牧草の荒廃を防ぐことが目的らしい。向こうの木の右側に見えるカラスは本物。