太陽光発電装置

west2692010-02-11

今日は2月11日。休日なのだ。事務所開設以来、休日に余り縁が無いので、祝日の呼び名も忘れてしまった。確か「建国記念日」だったなあ、と手帳を見たら「建国記念の日」とあった。
スタッフは休みだが、こんな日は電話も鳴らないし、じっくりと図面が描ける。描き散らかして、食い違いだらけの平面図と立面図と矩計図を今日中にまとめてしまいたい。
駐車場に車を停めて、事務所の玄関のドアに鍵を掛けて、3階に上って、ブラインドを開けていたら、後ろの扉が開いた。N君が再生設計中の民家の見積書をチェックに来たと言って入ってきた。
こういう日はお互いに干渉しないに限る。「お茶」「飯食って来る」「帰る」。会話はこんな調子だ。おかげで仕事は随分はかどった。
昼休みに家に戻って、ご飯を食べていると電話が鳴った。3回鳴らしてやっと受話器に手が届いた。太陽光発電装置を付けませんかという営業の電話だった。とても静かな話し声が聞こえる。朝から電話を掛け続けて疲れ果てたといった調子だ。
「私たちも、最近2軒ほど設計しました。これから作る所です」と答えると、勧誘を打ち切る合理的な理由が見つかったのだろう。嬉しそうに「失礼しました」と言って電話が切られた。ノルマがあるのかも知れない。雲の重く垂れ下がる、今日みたいな日は仕事を早く済ませて帰りたいんだろうな。
そんな訳で下の写真は事務所の窓から見た雪景色。