賞味期限

west2692010-02-25

右の一枚は鳥居のある雪景色。今日は4月並の暖かさなのだと、事務所のEさんが話していた。後4日で2月も終わる。花も咲き始めた。
そんな訳で賞味期限のあるうちにこのシーンを使うことにした。近所で見かける神社の鳥居は一組だけだが、時折こんな風に連続して並んでいるものを見かける。鳥居が一組なら同じ所を潜って出入りすれば良いだろう。しかし、どうやらこういう場合は違うらしい。
坂道(男坂)を登って神域に入り、連続する鳥居の下(女坂)で場面転換が行われ人間の世界に戻る。建築的な用語で言えば「空間のシークエンス」ということになるのだろうか。
そんなことを思ったので、男坂・女坂という言い方を「ウィキペディア」で調べて見たが、坂の傾斜の強弱を示す言葉だった。どうやら、そういう意図はなかったらしい。残念。
下の写真は富士浅間神社の昼尚暗い参道。こちらは鳥居の代わりに杉木立と石灯籠が立っていた。夏は涼しいが、冬は実に寒い。そんな訳で、これ一枚撮ってすぐに帰ってきた。