雪折れの枝

west2692010-03-13

今日は韮崎の家の完成検査に出かけた。一通り確認して完成写真も撮影した。2,3日前の雪がまるで嘘のように暖かい。庭先からチューリップも芽を出している。もはやカメラをぶら下げカバンを担いでコートを着て歩き回るのが煩わしい季節になった。喜ばしいことじゃないか。
午後はその足で富士見高原の現場に行く。うってかわって、こちらはまだ冬。路肩にはまだ雪が残っている。なんだか空も曇り始めた。現場に近づくにつれて、路肩に木の枝が置いてあるのが目立ってくる。雪まみれの枝なのだ。我が家の柿の木と同じように先日の雪の重みで枝が折れたらしい。それをとりあえず積み重ねてある。
現場近くの路上に車を停めるとこんなものが見えた。今日の一枚。雪の重みで幹が縦に裂けたところ。
敷地は雪と泥と砂利と雪折れの木の枝が混じっている。その上を建設用機械のキャタピラが出入りする。更にトラックも入るが、ぬかるんでいるので、時折出られず立ち往生する。そんなときは重機で引っ張ったり、押し出したりする。融けたり凍ったりなので路面もグチャグチャになってしまう。だから歩くのはなかなかスリルがある。
下の写真は設備工事の車両が最後に出たところ。

「この土の見えるところは絶対に入らないでくださいね」と監督から忠告を受けた。一見なんともなさそうだが、向こうは底なし沼状態なのだそうだ。