ものは考えよう

west2692010-04-11

今日の一枚は恵林寺の「心字池」。夢窓国師作と伝えられている。何故かこれは「心」と読めるのだそうだ。
昨夜寒気がした。熱を測ると37度3分ある。もう一度測ったら37度4分だった。自慢にはならないが熱にはめっぽう弱い。早々に寝てしまった。
朝、改めて測ると38度6分ある。何かの間違いかなと思ってもう一度測ると38度7分ある。記録を更新中なのだ。1000字ほどの原稿を書く予定だったけど、こんな調子では仕方がない。1日安静に過ごす事にした。
昼頃N氏から電話が入る。昨日は彼と一緒だった。「僕はねえ、頭が痛いんだよ」と話していた。お互いの証言を付き合わせて、恵林寺の庭で風邪の菌に遭遇したのだろうと結論付けて電話を切った。
ちなみに恵林寺というのは戦国時代の武将の1人である武田信玄菩提寺で、毎年4月12日の彼の命日には縁日の人出で賑わう。昨日はその準備もあったのだろう。境内は慌しかった。
そんな訳で下の写真は「鶯(ウグイス)廊下」。

どんな仕掛けか判らないが、歩くとギシギシ、キュッ、キュッ、と甲高い音がする。忍びのものが進入するとすぐ判るように、という意図があるそうだ。普通なら欠陥工事だが、こうして意図的に行うと観光名所になるのだ。
「ものは考えよう」と言うことか。
廊下の突き当りには「静かに歩け」と注意書きがあった。