赤い山

west2692010-05-23

グラナダアルハンブラ宮殿イスラム建築の傑作といわれている。夕日に赤く染まるので「赤い城」とか「朱色の塔」などと呼ばれる。それを見るために夕方現地に行ったら確かに赤い。でも、赤いレンガを使っているのだから当たり前といえば当たり前なのだった。
さて、今日の一枚は夕日に染まる雪山(?)だったら面白いけど、違う。事務所の屋上から見た夕焼けを試みに逆さまにしてみた。
この時期は庭の緑がぐんぐん成長するが、今日は朝から雨。こんな日は草むしりも庭木の枝払いもできない。晴耕雨読としたいところだが、そうもいかない。雨の日には屋内の家事があるのだ。
衣替え衣類の入れ替えを待つダンボール箱。ハンガーにぶら下がってアイロン掛を待っているシャツ。読みためた新聞やら、積み上げたままの雑誌。放り出したままの郵便物。これはジャンクメールがほとんどだ。見ないで捨てたい所だが、中には税金やら保険料やらの請求書も混じっている。いつぞやは保険証が混じっていた。「あんたが卒業した大学の卒業者名簿を作るから、職業と住所を知らせろ」というハガキも来ていた。「至急・必ず返送」と赤い字で印刷してある。
でもハガキが来たんじゃ住所が合っている訳だから、返事はいらないんじゃないのかと、しばし悩んでそのままにしてある。
そんな訳で下の写真は東京大学医科学研究所で見かけた格子。

この建物は「ゴシック様式」の一種なんだそうだが、連続する尖塔アーチのせいか何だかイスラム風に見える。こんな透かし彫りからもイスラム建築を連想する。