ノコギリロボット

我が家の窓台で長いことたむろしていたカマキリたちも三々五々姿を消した。それぞれ自分の信じる道を行ったのだろう。誰が生き残るのかは誰にも解からない。
さて、今日の一枚は「ロボット」じゃない、電気式のノコギリ。左右の目玉みたいな丸いのと、こちら側に歯を向けている2枚の並行する歯の4枚が同じに動く。
下の写真のように柱を挟んで、ガーッと回すとたちどころに柱の柱脚部の長柄というものが出来上がる。ものの３分も掛からない。
こんな風に。

マサカリ大工のように電動工具を使わず手道具だけを使う職人もいれば、このように電動工具を駆使して複雑な架構を効率的に組み上げてゆく職人もいる。ちなみにこちらの棟梁もマサカリ大工の仲間だ。曰く「昔の人が手道具を使ったのは他に方法がなかったからだ。もし、当時電動工具があったら喜んで使ってたんじゃないのだろうか」。確かにそうかも知れない。どんな方法が正しいのかも簡単には判断出来ない。それぞれが最善と信じる方法を実践してゆくのが一番なのだろう。
そんな訳で今日は昨日の種明かし。こんな風に一面に広がる畑の野菜をビニールで被っていた。

これは黒いビニールだが、他に白い色のものや薄いレース状の物もある。どうしてそんな違いが有るのか理由は解からない。