ノミを研ぐ

右の写真は山北の家に使われる木材。もうすぐ加工を終え、現地に運ばれ来週からは建て方がはじまる。
今日は2日ほど前に雨漏りがしたと連絡があったAさんの家の玄関ポーチを見に出かけた。
Aさんの家は甲府盆地を見下ろす高台にあり、家の裏にある竹藪からそのまま山につながっている。敷地の境界には心持ち何者かに踏み固まれた跡があり、草も生えていない。効けば「鹿の散歩道」なのだとのこと。最近は行動が大胆になってきて、仕事先から家に帰るとお出迎えにでてくるんだそうだ。
害獣ということで狩猟の対象になっているが、個人的に恨みはない。巷では害獣として敬遠されているが、そんな風に野生動物が日常の生活にひょっこり姿を出す光景というのは羨ましいような気がする。
そんな訳で下の写真は仕事の合間にノミを研いでいる所。

ゆっくり動かしているようでも素早いのだ。写真に撮るとこんな風にボケていた。