学門の殿堂

west2692010-06-01

今日の一枚はステンドグラス。
東京大学医科学研究所の玄関ポーチの天井にあった。なかなか質実剛健なデザインなのだ。
絵柄の真ん中にボンと「学」という字が古い書体で書いてある。外側の8等分された円の中にはそれぞれバラの花が描いてあるのは判ったが、「学」という文字の背景にある缶詰のパイナップルみたいな柄が銀杏の葉であることにはなかなか気付かなかった。
さすが学問の殿堂なのだった。
下の写真は明治期に建てられた龍ヶ崎の商家にあったステンドグラス。

移築再生に際して、面格子ごと頂いてきた。単色のガラスを木製の建具枠に単純に入れ込んだものだが、民家にはこんな素朴なデザインも似合うのだった。