アモルファスな人々

west2692010-06-02

今日の一枚は太陽光発電のパネル。「アモルファス」と呼ぶのだそうだ。どんな意味なのかウィキペディアで検索してみた。
アモルファス (amorphous)、あるいは 非晶質(ひしょうしつ)とは、結晶のような長距離秩序はないが、短距離秩序はある物質の状態。熱力学的には、自由エネルギーの極小(非平衡準安定状態)にある状態のこと』なんだそうだ。
良くは判らないが、『短距離秩序』という言葉に、満員電車の中でじっと我慢している善良な乗客を想像してしまった。
内心はともかく、とりあえずは『平衡準安定状態』でなければみんなが困る。だから反動でホームやコンコースは無秩序に行き交う人々でごった返すのだろうか。
さて、昼休みに家に戻ると、楓の木の下でこんな風にバラが咲いていた。

向かいの家から枝をもらって挿し木したのだが、何とか根付いたらしい。最初は黄色一色。白一色。ピンク一色の単調な色合いだったが、近頃になって黄色からオレンジへのグラデーションがかかるようになってきた。
ビンカマジョールやドクダミや、何だか良く判らないツタ系の雑草に混じって、大人しく咲いている。せまい場所だけど微妙なバランスで共存している訳だ。これも『短距離秩序』とか『平衡準安定状態』というやつか。