焼き物の探訪

west2692010-06-18

清水焼のみやげ物店に数名が入っている間に、こちらは別の焼き物をさがした。京都では町屋の下屋や庇にどんな瓦を使っているか見ようと、路地裏を歩いた。そんな訳で、今日の一枚は「野郎瓦」。無粋な呼び名で一瞬信じられないが、同行の瓦職人であるT氏に尋ねたら、やはりそういう名前なのだった。
見慣れると簡素でなかなか良い雰囲気なのにちょっと気の毒ではある。
下の写真はそんな瓦の使用例。
一軒の家の屋根だけで下から順に、野郎瓦・板瓦・一文字瓦・桟瓦と4種類が使われていた。

もう一枚はそうした瓦屋根が混在する路地裏の様子。