仲間入り

今日の一枚は用水路。これは笛吹川から分水して集落内を流れている。場所は旧松里村の三日市場というところ。
かつてこの近くに住んでいた。その頃、水路の手前側に馬小屋があって、暗がりの中を見上げると天井近くに馬の顔が見えた。
市内の案内マップ作成に必要なスナップ撮影のために久しぶりに訪ねた。当然だが、既に馬小屋は消えて、ささやかなアルミ製の駐車場になっていた。水路の護岸は御影石で積んであったように記憶していたが、見るとコンクリート製だ。さて、実際はどちらだったのだろう？
過去を自分の都合のいいように作り上げて、あたかも実際にそうであったように思い込む。こういう「昔は良かった」式の親父を「ノスタルジジイ」と呼ぶと知ってから既に7,8年経つ。いよいよ仲間入りかな。
そんな訳で下の写真は六地蔵。

先述の水路の上流によく泳いだ場所がある。その近くにある友達の家に行く途中にこのお地蔵さん達がいた。ちなみに彼らの近くには聖徳太子にまつわる伝説の石と橋もあるのだ。と、書きたいところだが、全く記憶が無い。今回歩いて初めて気がついた。いい加減なものなのだ。