渋滞解消な人々

我が家から塩山駅までは線路沿いの道を一直線に歩いてゆける。だがそれも、昨日までの話しだった。東西に走る中央本線の下を南北に潜り抜けるアンダーパスという道路が開通した。駅に行く途中に突然クレパスが出現したようなものだ。飛び越えるにはちょっと広すぎる。だから、迂回しなければならなくなってしまった。事務所も駅の近くにある。駅も事務所も距離は今までと変わらないけれど、以前より時間がかかるように成ってしまった。
朝刊には「新中沢ガード今日から供用開始」と書いてある。なんと工事は「渋滞解消が目的」だったんだそうな。ここに住んで40年は経つが、渋滞の記憶は無い。町内の祭りの日に信号待ちの車がいつもより多めに並んでいたことはあるが、一日だけの話だ。あれを渋滞というのか・・・。それとも、地元に住む我々の知らない間に密かにおきている渋滞があったのかも知れない。
このガードを計画立案した方達は、そんな情報を把握して、我々も気付いてないような不便を事前に察知し、解消すべく努力してくれた訳だ。こうして走りやすくなったからには通行量も増えて、この辺りも賑やかになるだろう。ありがたい話なのだった。下の写真は本日突然出現した交差点の夜景。