お師匠さんの夏

今朝の新聞にこんなことが書いてあった。昨日勝沼で観測された気温は全国で4番目の暑さ。
聞くところによると、梅雨明け後の2週間は一年で一番暑い日が続くんだそうだ。それならあともう少しなのだ。
さて、先日事務所の東側にある於曽公園の木の下で涼もうと東屋に近寄るとこんな先客がいた。
今日の一枚。
パッシブソーラーハウスのお師匠さんなのだ。 →
冬の間、師匠は陽だまりで日光浴しながら毛皮に蓄熱して冬を過ごす。夏はこのように日影でじっと身動きせずに暑さをやり過ごしているのだった。
我々も見習いたい所だが、そうも行かない。原子力や石油などの熱エネルギーを電気に変えて、電気で部屋を冷やして、それでも汗を流して活動している。不思議なことに熱い空気を冷やすためには高温が必要なのだ。
昼寝を妨げては申し訳ない。そっとその場を離れたが、知ってか知らずか終始目を閉じたままだった。
「お前等は自分の都合の良い所だけ利用するんだなあ」。そんなことを考えているのかも知れないのだった。
下の写真は高原野菜の畑。