雷のあいさつ

west2692010-08-24

今日の1枚は「ノレン」。昌福寺の庫裏の入口に掛けてあった。家紋を組み合わせてデザインしたもので季節によって異なる色彩のものに架け替える。紫は夏の色なのか秋の色なのか、うっかり聞き損った。
遅い夕食を取り、ブログを書くためにパソコンの電源を入れると、窓の外が青く光った。メールをチェックして、返事を書き始めると強風混じりの雨が降り出す。
この辺りの夕立は北西の風に乗ってやってくるのだ。
真横から叩きつけられた雨が木製窓の敷居をまたいで家の中に侵入してきた。
例によって、雑巾と洗面器の出番なのだった。
窓が出来てから20年近く経つ。今まではこんなことはなかったが、ここ数年来の恒例行事になった。頼んでもいない道路拡張工事で北側の医院が立ち退いたのが影響しているのだろうか。
ひと夏に2回はこんなことが起きて、今年はこれが2度目。だが、短時間で終わった。
「また来年来るぞ」という雷の挨拶だったのかもしれない。
そんな訳で下の写真は暖簾に描かれた家紋のディティール。

近くによると何故か風が吹いてきて、ピントがなかなか合わないのだった。