夕方5時のハンググライダー

west2692010-09-18

今朝は5時49分の電車に乗り塩山を出て三重県まで往復。あまり関係ないけれど、先ほど帰宅しました。
そして、そこではこんなものを見た。ケラバ瓦。今日の一枚。
瓦の乗っかっている板の、広いやつがご存知破風板。その上が広小舞。で、ふつう見かけるケラバの瓦(端っこの瓦のことです)は雨が掛からないように広小舞にかぶさるように取り付けられる。はずだ・・。
しかし、ここでは広小舞の上に載せて、番線(たぶん銅線)で一枚一枚固定している。単に勉強不足かもしれないけれど、この瓦は初めて見るような気がする。特注瓦なのか。それともこの地域の標準仕様なんだろうか。個性的な使い方だと思う。
民家の面白さは、大きい部分には共通の素材や・構法や意匠を用いて、調和の取れた景観を維持してきた点にもあると思う。それにしても、眠いのだ。
そんな訳で超特急で要件を済まし、駅に向かった。ホームから見上げると、空にはこんなものが浮かんでいた。

夕方5時のハンググライダー