天気輪

west2692010-10-08

今日は昨日の続き。写真は美術館の裏山にあったレストラン。
水力発電所は水を落として水車を回すから、裏手は当然のことながら山に続いている。構内案内図にはレストランが載っている。朝から何も食べてないので、そこで食事をとることにした。
登り切った先はちょっと開けていて、なかなか見晴らしが良い。作家のアトリエと展望台もあった。レストランの入り口には「14:00 開店」とある。あと10分ほどで開店時間だ。しばらく待ったがまったく気配がない。
食事をあきらめて、長い階段を下りて自動車に向かうと、2人連れの女性が声をかけてきた。朝のTVで5トンの水撒きのパフォーマンスを知って、自家用車を飛ばして金沢から来たのだそうだ。
発電所の上の方には何があるのかと聞いてきた。入場券を買う前なのに、先ずはレストランに行こうかしら、無駄足になったらどうするんだ、それなら食事はどうするのか、などなど活発な議論を始めたのだった。
彼らの傍らを観光バスでやって来た見学者が次々と通り過ぎっていった。
そんな訳でこちらは展望台。高台の上にさらにこんなものが建っている。実際は何て呼ばれているのか知らないが、勝手に「天気輪」(銀河鉄道の夜)と呼ぶことにした。