バナナの叩き売りの故郷

west2692010-10-12

今日の一枚はバナナ。門司港の近くに門司税関という建物がある。煉瓦造りの古い建築なのだ。建物の前に立つと何故かバナナをかたどった看板がある。看板には「バナナ博物館」とまで書いてある。中に入るとやはりバナナが並んでいて、バナナ売りのおばちゃん達がバナナ売りの唄を歌っていた。奇遇なことに、門司というところはバナナの叩き売りの発祥の地なんだそうだ。うかつにも見落としたが、近くには「バナナの叩き売り発祥の地」という碑まであるらしい。どんなものにも起源があるわけだ。その内、金魚売りとか、リンゴ売りとか、まくわ瓜などの発祥の地にもたどり着くかもしれない。
そんな訳でこちらは建物の内部。

煉瓦は毎度お馴染みのイギリス積。建物の両端部は修理の際に新しい煉瓦で復元しているが、古い煉瓦が残された部分はこのようにむき出しになって、まるで遺跡みたいなのだ。