記憶力について

west2692010-10-13

今日は昨日の続き。「ブログは備忘録」とあったので、こうして印象に残るところをメモして丸2年は経過した。我ながら良く続く。しかし、何時まで続けられるんだろう。
さて、現地で説明文も読んだんだけど建築年代・設計者などの概略はすっかり忘れてしまった。
実外観もほとんど記憶にない、この建物を知らない人は昨日の廃墟のような内部写真を見たってどんなデザインの建物か判らない。パソコンで「旧門司税関」と打ち込めば、詳しいデーターがたちどころに手に入る。便利な世の中なのだ。外観も判る。そこで今日は旧門司税関の外観です。
人生経験も色々積むと諸々上手になって、それまでできなかったことだって出来るようになる。苦手な食べ物だって克服できる。物忘れも上達する。
一説によると記憶力が衰えるのじゃなくて、頭の中にいろいろ詰まって、しまい込んだ記憶が見つけ出せなくなっているんだという。パソコンのデーターが重くなると検索に時間がかかるのと同じなんだそうだ。 
忘れたわけじゃない。即座に思い出せなくなっているだけという訳だ。そういえば、前の狭い事務所ではものが良く無くなったっけ。その中の幾つかとは引っ越しの時になって、久しぶりに再会した。
忘れた事柄も、時間を掛けたり、何気ない瞬間にふと思い出すことがある。だから、くよくよすることはない・・・。
そんな訳で、あらためてウィキペディアで調べたら、空襲で燃えたり、倉庫にされたり、あちこち削り取られたりと波乱万丈な生涯だったらしい。
設計者は妻木頼黄という人。
こちらは床下換気口。