椅子のビフォーアフター

west2692010-11-06

写真の整理にはいつも時間を取られる。デジカメは簡単に撮れてしまうので、つい貯まる。宮光園の工事中の写真を整理した。保存してあるデーターを調べたら、工事期間だけでおよそ14,000枚撮っていた。
パソコンの画面で1枚開いて確認するのに5秒要するとして、70000秒。食事も休憩も取らずにぶっ続けで探して19時間半かかる計算だ。
老眼が進んでいるので小さい画面は良く見えないが、スピード優先なら切手位の大きさのサムネイルという状態で選ぶしかない。
日付と工事の進捗状況、それに記憶と直感を頼りに適当に選ぶ。半日かけて158枚に絞り込む。写真帳に並べて、それぞれにメモをつけるのに約1日費やした。
こういう時は時間が無いはずなのに、懐かしい画像を見つけると脱線もする。
今日の写真はそんな1枚。一つは椅子の修理前の様子。惨憺たるありさまだけど、なんでも由緒ある品物なんだそうだ。建物が直って、家具が直らない訳がない。とにかく直すと決まった。アンティーク家具の修理やエイジングを行っている職人を見つけ修理を依頼した。数か月後の姿がこちら。

少々がたつきはあるけれど、きれいになって帰ってきた。
今は2階の展示室に置いてある。