冬の準備

west2692010-11-12


市役所に分厚い書類を届けた後、空になった紙袋を提げて事務所に帰る途中でこんな風景を見た。冬を迎える準備なのだ。チョキチョキと鋏の軽快な音を立てながら、金木犀の剪定作業をしていた。
我が家の窓先でも金木犀が枝を広げている。匂いは好きだが、葉が落ちないので日照を遮る。夏はありがたいが冬は寒い。何とかしなけりゃ今年の冬も日陰で過ごさなければならない。
「こんな形にすれば日照が確保できる訳だ」としばらく見学させてもらった。成程。さしあたり、高所作業車が必要なんだな・・・。
さて、既に何度か書いたけど、我が家の南側には田んぼがある。そして田んぼと我が家の段差には50センチほどの石垣がある。石垣の隙間からは菊がはえているのだけれど、ドクダミツルムラサキオシロイバナや名前も知らない雑草も毎年顔を出して覇権を争っている。
2週間ほど前、つぼみのある菊だけ残して他の草は取り除いてしまった。競争相手がいなくなって、日当たりも良くなった。気をよくしたのか、こんな風に白い小さな花を沢山咲かせている。今日はミツバチが集まっていた。彼らも冬を迎える準備なのだ。