かたじけない風景?

west2692010-12-04

今日の写真は「大和棟」。太子町というところで見かけた。

今年の手帳も残り少なくなって来た。そろそろ来年の分を用意するために、市内の書店に出かけた。ここ数年来同じメーカーの同じ品番のものを使っているので、あっさり見つけて時間が出来た。久しぶりなのでその後店内をぐるりと回る。
売り場のレイアウトが随分変わっていた。仕事術やら読書術やら会話術やら手帳術やらと「術」の付く本が随分目立つような気がする。興味深いのでパラパラとめくるが、小さい字は全く読めない。かろうじて見出しだけは理解できる。だが、それだけでもさまざまな術の達人になれそうな気がしてくるから不思議だ。
だが、しばらくして思い出そうとしても何も出てこない。家に着くころは元通り。やはり立ち読みは身に付かないのかな。

こちらは高速道路から見た富士山。大和棟の写真に似ているような・・・。

中央道を河口湖から御殿場に向かう途中、樹海が途切れて茅場が広がる見晴らしの良い一角がある。午後1時56分。逆光なのだが、太陽が丁度真上に来ていた。路肩の避難帯に数台が停車している。なかには手を合わせて拝んでいる人達もいた。

「なにごとのおわしますかは知らなねども、かたじけなさに涙こぼるる」(西行)なのかな。