新旧の接続

west2692011-01-06

今日も昨日の続き。といっても、表参道から少し離れた六本木の「国立新美術館の一部」。
東京では山梨にいる時よりも歩行距離が長くなる。カメラを抱えて太陽の下をテクテクと歩く。靴が磨り減るけれど、健康には良いかもしれない。
さて、美術館の正面入り口の脇から隣の敷地に入り込むと、こんなところがある。今日の目的は建物本体の見学ではない。新築の建物に古い建物の一部を組み込むというのはどんな感じなのか見ることなのだ。
表参道ヒルズは旧同潤会アパートの一部を残しているが、こちらは「陸軍第一師団歩兵第三連隊兵舎」といわれる建物の一部が残されているとのこと。何でも、昔々226事件を起こした兵隊たちの出撃拠点だったんだそうだ。
そんな訳でこちらは新旧の取り合いの様子。

新しい建物との接続箇所は目立たぬように、実にあっけらかんと処理されていた。コンクリート部分が古い建物。ガラス部分が新しい建物。

もう一つおまけは国立新美術館の入り口付近。