大きな名前

今日の一枚。ぶら下がって居眠りをしている訳じゃない。
山手線のある駅前に大きな名前の小さな神社があって、そこの社にはこんな懸魚が下がっていた。撮影の日付を確認したら2004年12月とあった。久しぶりに前を通ると消えていたので、記憶違いなのかと心配になった。
更地になった境内は立派な仮囲いで囲われている。
高札があって、「建て替え。今までより更に豪勢な建築が出来る」といったことが書いてある。過去は振り返らない。関係各位は前向きなのだ。
でもこの一角の魅力は建物の大きさやデザインや完成度だけじゃなくて、コンクリートやモルタルや金属板ばかりの街並みに、年季の入った木造建築が混じっている点にあったと思うのだった。
そんな訳でこちらは伊豆の江川家住宅。土間から見上げた所。