同名異人

west2692011-02-12

「もうすぐ春だね」なんて気分を吹き消すように今日も雪が降った。「浦木戸の家」の現場も一際寒くて、メモを取る手もマヒしてくる。只でさえ下手な文字の輪郭がますます崩れて、もはや本人ですら判別できない文字になってしまった。
さて、1972年に発表されて、80年ごろには廃番になっていたアルバムがある。気に入っていたけど、当然ながらレコード店では入手できない。輸入レコード店にもない。その手の事情に詳しいレコード店に問い合わせると「レーベル会社が無くなった場合はアルバムの復刻は期待できない」とのこと。仕方なく、友人にダビングを頼んでカセットテープで聞いていた。
先日、ふと思い出してユーチューブで検索したら本人が出ていた。当然ながら様変わりをしているが元気そうだった。廃番になったアルバムも復刻されたと見えて、今ではCDで入手できるのだった。
試みにグーグルで彼の名前(ポール ウイリアムス)を検索すると「ボクサー」と出る。印紙税額表の「請負に関する契約書」によればボクサーも音楽家も同じ「興業」のカテゴリーに入るけど、同一人物ではない。
さてこちらは斜め向かいにある東京電力の鉄塔に集まるカラスたち。

以前も書いたが、塩山では夕方放送塔から5時を知らせる音楽が流れる。「夕焼け小焼け」。そのせいかどうか知らないけれど、カラスたちも集まってくる。今日も雪の中で集まっているが、情報交換でもしているんだろうか。