ガスコンロモドキ

west2692011-03-09

今年の花粉飛散量は例年より多いという。雪の後は杉花粉の飛散が多いらしい。春めいてくるのは嬉しいが、涙とくしゃみが頻発するのは頂けない。20年近く付き合っている耳鼻科に行くと、いつになく待合室に患者が多い。テキパキと診察の早い先生だが、多勢に無勢というのだろうか、なかなか前に進まない。処方箋を貰って外に出るとすっかり暗くなっていた。
さて、今日は2月4日の炎検知器の続き。現場では取り付けた機械の動作確認を行っていた。
といっても、建物の近くで新聞紙に火をつけてみる訳には行かない。
右の写真に写っているソーラークッカーみたいなガスコンロモドキが検査用の道具なのだ。二つ並んだ五徳みたいなものに火をつける。五徳を覆うステンレスのカバーをクルクルと回す。そのように炎の上部を攪拌すると、放火時の炎の「揺らぎ」によく似た状況になるのだそうだ。
敷地内の要所にポールを立てて、先端に炎検知器を取り付ける。

その揺らぎをキャッチしてピーピーと火災を通報する。羽を広げているようだが、いつになっても飛ぶことはない。