木造4層建築

west2692011-04-04

今日の一枚は「ダイコンの花」。繰り言になるけれど実は以前もこんな風に書いていた
この花も4月になるとあちらこちらで見かける。現場からの帰り道「今年は桜の咲くのが遅いね」などと話しながら歩いていたら、葡萄棚の下にすでにこんなに沢山咲いていた。
桜の様な華やかさが無いので見過ごされ勝ちではあるけれど、春を告げる花は桜ばかりとは限らない。例年に比べると寒い日が続くけれどもう少しの辛抱なのだ。
そんな訳でこちらは「大月の家」。養蚕農家で外から見ると2階建てだが、内部の床は4層になっている。そして、それぞれ幅の狭い板がすのこ状に張ってある。足元を見ると隙間から2階の床が見えて、2階の床の穴からは一番下の土間が透けて見える。スノコは一番下で火を焚くと、煙が隙間を抜けて屋根の天辺から外に出るための工夫だが、薄い板で出来ているのでミシミシと音もする。踏み抜かないように、これまた心もとないほど細い根太の上を歩くのだ。この写真は4層目から見下ろした3層目の床。