こんな姿だったかな

west2692011-04-09

今日の一枚は「蕗の薹」。年末に屋根替えの相談を受けた古民家に出かけた。
寒冷地だから冬の間は仕事が出来ない。応急手当てをして雨漏りを止め、春を待っていた。暖かくなって来たので、工事を始める準備を始めなければならない。待ち合わせの場所で、関係者を待つ際に、先に来ていた工務店の社長が庭先で見つけたもの。
調理されたものやマーケットの棚に袋に入れて並んだものばかり見かけるので、これが山菜であることを忘れてしまいそうだ。
地面にはえている姿は久しぶりだ。「こんな姿だったかな」と遠い記憶との矛盾もあるが、「これはちょっと育ちすぎで、葉っぱが開いている。すでに食べごろは過ぎている」のだそうだ。
こちらは帰り道の風景。桜も桃も李も咲いたが曇天や雨の日が続く。写真を撮っても空が暗いので何だか淋しげなのだ。そんな訳でぶどう棚の下の「仏の座」なのだ。