修行の身

今日の一枚は「カワラヒワ」。ここ数日ヒヨドリを見ない。青島蜜柑と伊予柑が無くなったので、グレープフルーツを庭に置いているのだけど、お好みではないと見えて、あまり減らない。それとも繁殖期に入って、行動範囲が変わったのかも知れない。
替りに今日は見かけない鳥が登場した。相棒のアトリエにある図鑑によればどうやらカワラヒワという種類らしい。
庭のカエデの天辺にはビニールテープが絡み付いている。1月頃風で飛んできて居座っているのだ。見苦しいが高い所なので手が届かない。
どうやら巣作りの素材に利用しているらしい。何度か飛んできては枝に絡まった繊維を口いっぱいに頬張って運んでいた。

ところで、今日は近所にある禅宗寺院のお祭りなのだ。相棒が「ちい散歩」という番組の取材を受けた時、こちらにも取材を申し込んだそうだが、「修行の場である」と断ったそうだ。
話を聞いて「やっぱり」と納得できるような、なかなか怖い所なのだ。
しかしこちらのお寺の修行僧たちは震災の数日後、市内を托鉢して歩いていた。幟を背負っていて、そこには「東日本震災支援活動」といった意味のことが書いてあった。納得した。

そんな訳でこちらは夜店。

ことしはゼラニュウムを買おうと計画していた。震災後、様々なイベントが自粛気味なので、もしかして中止かも知れないと心配していたが、何時もより人出が多いように見えた。