鬼が笑う

今日の一枚は大月の家。再生工事を始めてから半年経った。解体を終え、上屋をかけて、屋根を葺き替えた。3月11日の大揺れだった地震の日に柱の取替を終えた。１階の床や壁の下地も概ね出来た。今日は２階でアルミサッシの取り付けの準備をしていた。同じころスタートした八王子の家は既に完成したが、こちらはまだ道半ばなのだ。建物が大きいし、工事が進むごとに修繕が必要な個所が出てくる。必然的に工事範囲も広がってゆく。当初９月半ばと言っていた棟梁も２週間ほど前は「年内に終わるかなあ」と呟いていた。そして今日は「年明けかもね」に変わっていた・・・・。
そんな訳でこちらはネズミ。

生物に詳しい相棒の見立てではどうやらクマネズミという種類らしい。
昼休みを終えて、相棒の運転する車の助手席に座ると電話が鳴った。会話は事務所についても終わらない。階段室はコンクリートで出来ているので声が反響する。事務室に入らず、そのまま駐車場で話し込んでいたら、足元でこんなものが聞き耳を立てていた。