重要文化財は撮影禁止？

今日の一枚は日向別邸。この中にブルーノ・タウトの設計した部屋があった。
編集会議で熱海に出かけた。宿泊先のロビーに置かれた町内の案内図に「日向別邸」の書き込みを見つけた。
予約すれば見学が可能とのこと。早速電話をすると、「30分以内に来れるか」と返事があった。同行諸子と相談をまとめて、自動車に乗り込み、坂を下りて、上がって、下りてまた上がった。駅前を通り過ぎた最初の交差点に、盲腸みたいにくっ付いている路地状の坂道があった。「こんなに狭くて、急な坂じゃ入れないよなあ。ここじゃないだろう」と、通り過ぎようとすると小さな案内板が見えた。
まさかの坂の先なのだ。覚悟を決めて、何度も切り替えして路地に侵入した。狭くて急な坂を上った先には広場があって、そこから歩いて坂を下りると目的の場所なのだ。中に入って早速カメラを取りだしてシャッターに指を掛けると「重要文化財なので撮影禁止です」なんだそうだ。うーむ・・・・仕方ない。大人しくガイドの案内にしたがって、中を歩いた。写真撮影できなかったのが実に心残りなのだった。

そんな訳でこちら澤田政廣記念美術館。

風変わりな建物があった。内部が気にかかるが、時間が無くて外観のみ。