耳の穴

west2692011-06-28

今日の一枚はゴーヤの実。花は一日でしぼんで、翌朝こんな風に実が付いた。小さくてもトゲトゲが付いていてちゃんとゴーヤの格好をしているのだ。
夕食後新聞を読んでいたら、右の耳に何やら飛び込む者がある。虫が耳に飛び込んだなら明るい方に耳を向ければ良いという。今までは確かにそれで問題は無かった。今回だって飛び出した気配は無いけれど、中でゴソゴソする音は消えた。気を取り直して読み始めると、しばらく経ってからガサガサと音が聞こえる。
動きは分らないが、同じパターンを繰り返している。ゴソゴソ、ガサガサ、手足が動く気配がするのだ。
どうやら頭から中に入って方向転換できずに困惑しているらしい。水で流し出そうと試みたけれど上手くゆかない。朝までこの調子じゃ生き埋めになった夢を見そうだ。オリーブオイルを流し込むというのもあったが、生きながらサラダになるみたいだ。
思い余って、夜間救急病院に駆け込むと、耳鼻科の治療室に案内された。パジャマ姿の医師が、耳の穴を開いて、ノズルを突っ込んで、吸引すると、体長8ミリ程度のウスバカゲロウの仲間がノズルの先端でもがいていた。
こういうことがあるから新聞は朝読むべきなのだ。
さて、そんな訳で今日は長坂町の建設予定地で敷地の実測。計測用のスタッフを立てて足元を見るとこんなものがいた。

キタテハ。蜜の採集に余念がなく、かなり近寄っても逃げる気配が無い。