植物の移り変わり

west2692011-07-01

今日の一枚はオダマキ
大分前のことだけど、蓼科湖の辺りを走っていたら道端で白くて小柄で儚げな風情の植物を売っていた。ヤマオダマキとかいう品種で、甲府盆地の気候が高山植物には合わなかったのか、一回きりで消えてしまった。青紫のオダマキもどこからともなくやってきたけれど、その後やってきたビンカ・マジョールやらドクダミやらの個性と繁殖力の強い植物に圧倒されて姿を消した。狭い庭にも栄枯衰勢がある。
さて、こちらはキンシバイという花。

惜しまれつつ解体される予定の建物の庭に咲いていた。引き取り手もいたのだけれど、いつの間にか音沙汰なしになってしまった。残念ながら、建物が無くなれば一緒に消えてしまうのだという。
建物は無理だけど低木の植栽位ならと一部貰い受けてきた。昨晩家の裏庭に植えたけど、時期が悪かったのか元気が無い。葉を落として、枝を切って、朝昼晩と水を掛けて、まるで挿し木のようになってしまった。だが他に良い方法が思いつかない。猛暑が続くけれど、せっかく山梨まで持ってきたのだ。何とか頑張ってほしいものだ。