水路発電

west2692011-07-11

今日の一枚は「高台の家」。庭の突き当りは高さ3,4メートルの崖になっている。不便かも知れないが、高低差に恵まれているともいえる。

H氏が小型水力発電機の資料を持ってきた。彼の家は古民家を改造したパッシブソーラーハウスなのだ。2,3年前からは自宅のゼロエミッションを試み始めている。昨年はペレットストーブを導入した。通常のペレットストーブは電動のファンが付いているが、それにはついていない。だが薪とペレットの併用が出来るので庭木も暖房に利用することが出来る。今年春先の計画停電の最中でも使用可能の優れものだった。しかし、残念なことに三陸海岸沿いにあった工場は津波で被害を受けてしまった。
ペレットストーブ導入の後は省電力と発電。自宅の照明器具をすべてLEDに替えて、現在は自作で太陽光発電装置を製作中なのだ。厚顔無恥な某電力会社から電気を買わなくて済む。
話のついでに小型水力発電の計画があるのだと話したら、こんなものを見つけ出してくれた。
谷川の水流で発電できるという優れものなのだ。ユーチューブでも動画が紹介されている。http://www.youtube.com/watch?v=cQXwvQfIL-M&feature=player_embedded
詳しいことは解らないが、問題は水量と落差なんだそうだ。
そんな訳でこちらは発電所候補地の「水路」。

水量と落差を測った。メーカーのウェブサイトに公開されている表に数値を入れると概算発電量が判る。信じられないかもしれないが、この程度の流れで約320Wの発電が可能とのこと。お金に換算して、年間約6万円分(あっているかな?)。大規模なダムなんぞもいらないのだ。