西日の射す部屋

west2692011-08-23

今日の一枚はニラの花。ふと気が付くと炎天下で茫々と生えている夏草の間からちゃっかり顔を出していた。
2,3日は涼しい日が続いたが、今日はさすがに暑い。「無理もない。まだ8月だからね」と言いながら、仕事を始めるに当たってエアコンのスイッチを入れた。夏休みを過ぎたらビル内の体感温度が上がってきたのだ。締めきっていた為かコンクリートが熱を蓄えてしまったらしい。おまけに西側壁面は全面ガラス張りと来ているし、風の通り道である南面と北面は壁で塞がれている。およそ夏向きのビルではない。
昔の人は自然の風や光を工夫して使っていたという。ここ数十年はちっとも工夫していない時代が続いたけど、それは例外だったのか。今はどちらに向かっているのだろう。

さて夕方家に戻ると草叢の中から虫の声が聞こえる。秋の虫だ。思いついて24節季を調べると今日8月23日は「処暑」とあった。暑さが止むという意味なんだそうだ。パソコンやインターネットで調べなくても生き物や植物には季節の微妙な変化が判ると見える。どうやら今年の夏も終わりらしい。
そんな訳でこちらは我が家の前の水田風景。