開かずの扉

今日の一枚は入間の洋館。玄関ポーチの屋根。
数年前に圏央道が出来たのでそちらを利用するようになったけれど、かつて群馬方面に行くためには、中央道を八王子で降りて関越自動車道のICまで16号を走って行った。
途中木造の古い洋館が道沿いに建っている。停まってゆっくり見たいのだが、幹線道路なので交通量が多く、前後の自動車に挟まれるように走らなければならない。路肩に駐車スペースも無い。多くの場合目的地はその先になるので通り過ぎざまに眺めるだけだった。
さて、縁あって今年の見学コースにはそれらしき建物が含まれている。「待てば海路のナントカなのだ」と前に立ってみたら、随分印象が違う。第一、木造じゃないみたいだ。外壁だって南京下見だと思っていたけれどタイル貼りだった。記憶の建物と同じなのかな、違うのかな、入り口の屋根の雰囲気を見ると同じようだし・・・・・・。うーむ、だんだんわからなくなってしまった。考えてみたら、前回16号を走ってから10年は経っている。我ながら誠におぼろな記憶なのだった。

こちらは正面玄関。

残念ながらこの日は公開日ではないので開かずの扉なのだ。