笑うキャタピラ

west2692011-09-08

自動車を停めるために路肩によると、ガタガタと振動が伝わる。砂利敷きにしては凹凸が激しい。降りて足元を見ると、こんなものが敷いてあった。と、言ってもこれじゃ何だかわからない。道の端っこで側溝の上をふさいでいるがグレーチングではない。
外灯も少ないので、夜は暗いだろう。この上を歩いたらうっかり躓いてしまいそうだ。愛想笑いを浮かべているようにも見えるが、なかなか油断はできない。

運転席から降りてきたK氏曰く「これはキャタピラ」なのだそうだ。幅が広くて頑丈そうなのはアメリカ製の戦車に使われていたからなのだと、出迎えた家の方から説明を聞いた。どうしてそんなものがあるのか聞きそびれてしまった。
キャタピラ側溝のある道路向こうの家にはプロペラの付いたエンジンが壁に立掛けてあった。平和なはずの日本にも勇ましい一角があるのだった。

そんな訳でこちらは朝顔

朝顔は自然のリトマス試験紙と呼ばれるほど、化学物質に鋭敏な反応を示すという。
「生活と自治」という生活クラブ生協の会報誌に白い斑紋のついた朝顔の写真が載っていた。そして、今年はやけに多いと書いてあった。当然ながら今年起きた異常事態に絡め、様々な連想が働く。花びらに斑が無いかどうかと、つい見てしまうのだ。