前向きに生きる

今日の一枚は昨日行った佐久平の再生民家。秋晴れだった。
8月に一斉に実をつけたゴーヤの葉が黄色くなってきた。もう終わりだねと、ネットから蔓を外そうとしたら、小さな実が一つ残っていた。「それなら、まあ、いいか」とそのままにしておいたら、少し大きくなった。こいつは食べられるところまで育つかもしれないと、様子を見ていたら、あちこちの枝で実を付けだした。
秋になったらジャガイモの苗を植えようと庭の一部に土を集めておいた。取れた野菜を調理した後の種やらヘタやら皮を放りこんでおいた辺りからもゴーヤは新しく芽を出した。
もうすぐ9月も終わる。これからだんだん寒くなるのだが、今頃出てきても平気なんだろうか。来年まで待っていた方が良かったんじゃないの？
だが、心配していてもしょうがない。芽が出てしまったのだ。大きくなって実をつけるしかない。ここは1つ力になってあげよう。土を買ってきて新しい野菜プランターに植え替えた。今日は日差しが強くて、植え替えのショックでぐったりしていたが、日陰に置いておいたら夕方近くには立ち直っていた。生命というものは生きている限り前向きに進むしかないのだ。

そんな訳でこちらは佐久平のお米なのだ。