廃屋探し

梅模様コンクリートブロック

今日の一枚は季節外れの「梅の花」。何故かアンパンマンを連想してしまった。帰り道に気まぐれを起こして、脇道に入ったらこんなものに遭遇した。というより気が付いたというべきか。きっとずっと前から存在していたんだけど、こちらの方が周りに目を向ける余裕が無かったんだろう。

そんな訳でこちらは「廃屋」だと思う。鉄板の錆び具合が気に入ったので自動車を停めて撮ってみた。
しかし、農家が点在する周辺は油断ならない。廃屋のつもりで見ていたら農作業小屋だったりもするのだ。設計事務所を始めたばかりの頃、友人と過疎地域の古民家を見て歩いた。山の中に入って行き止まりみたいな林道も良く通った。林の中に建つ、人気のない家を見かけて「あれは廃屋だろうか」などと言いながら近づくと、洗濯物を干したり郵便物が置いてあったりする。「失礼しました」と引揚げたこともしばしばなのだった。