空き家

west2692011-10-28

今日の一枚は栗の空き家。八王子のYさんから頂いた栗には芋虫というか栗虫が住んでいる。昨年は皮をむいている内に何匹も犠牲になった。一匹や二匹なら「事故」で済むが、その数も二桁台になると、虫とはいえ若干心が痛む。食べるだけ食べたら後は外に出てサナギになるだけだからと、それまで待つことにした。栗虫の食べ残した奴を食べる訳だが、体も小さいことだし、まさか全部は食べないだろう。
新聞紙の上に広げて置くと、毎日朝と晩とで2,3匹は出てくる。地面に放り出すと、頭を振りながら次々とどこかに消えて行った。その先どうするつもりか知らないが、彼らの無事を祈るしかない。さて、今日の一枚は空き家になった栗の実。栗の実一つにつき3、4匹ずついたらしい。
残った栗を点検してみた。思ったより無事な実は多い。彼らも全部を食べつくすことはない。それなりに節度は守るものらしい。

そんな訳でこちらは昨日の続きの一枚。

脇道の端っこはこんな風になっている。コンクリートの三面張りの水路に浸食されて今や消滅寸前の石積み水路。人間も栗虫を見習った方が良いかも。