串刺しと骨酒

west2692009-05-01

右のこぶしを振り上げた人は気勢を上げているお父さんではない。徹という茶室で長坂の清春美術館にある。どうやって入るのかといえば床下に見える金色の出っ張りが入り口。梯子をかけて潜り込む。
一本足で建っているから、ふらふらと揺れないのか心配ではあるけれど、使う側にとっては大きな問題ではないらしい。考えてみれば木の天辺なんだから揺れるのは当たり前だ。この一本柱を串刺しにした潔さというか、唐突さが魅力なんだろう。
さて、そんな訳でというか、まったく関係ないけど、下の写真も串刺し。


「骨酒」というものに使うらしい。串刺しにした魚を藁束にプスプス刺して、「大泉の家」の吹き抜けの所ににつるしてあった。パッシブソーラーハウスは乾燥するので洗濯物が良く乾くといった話を聞いていたし、ドライフラワーも見かけたけれど、干し魚を作るのは珍しい。
この手の川魚にはアマゴ・イワナ・ヤマメ・サツキマスなどの種類があって、殆ど区別が付かないが、聞くところによるとアマゴという魚。捕れたばかりのころは、お腹の横にきれいな赤い斑点があるんだそうだ。