猫のストリートライフ

west2692009-06-19

今日の一枚もノマディック美術館。入り口の紙管で出来た構造体を見上げた所。
鉄のコンテナと紙で出来た美術館で展示されていたのは野生動物と人間との交歓というか交感みたいなものを表現した映像作品だった。それは不思議な神話的な光景に見えた。人間はともかく、彼らが大人しく写真に撮られたものだ。撮影以前に、野生生物との信頼関係を築くことの方が大変だっただろう。
ところで、事務所は自宅から歩いて10分、車で5分くらいのところにある。横着な性格のためか、所要時間をちゃんと測ったことが無いが、大体そんなものだ。近いので昼食は家で食べることに決めている。
当初は運動の為に歩いて行き来するつもりだったが、結局いつも車を使ってしまう。
最近、近所に住む顔なじみの野良猫が子供を生んだ。彼女もこの界隈での生活が長く、地域の実情がわかってきたのだろう。行動も段々大胆になってきて、今ではおおっぴらに路上で授乳している。本通りから我が家に至る全長30メートルくらいの道の端っこだ。
交通量は少ないが自動車一台やっと通れる程度の狭さなのだが、車を恐れて逃げる気配が無い。朝昼晩と車で通るたびに徐行するが、ひいてしまうのではないかと気にかかる。
今日は子供達だけで夕涼みをしていた。道路にはみ出している。自動車を停めて暫く待ったが、動く気配がない。仕方がないので車から降りて、お引取り願った。どうも軽く見られてしまったようだ。轢かれてからでは遅いんだけどな。
そんな訳で下の写真は昨日と同じ熊野神社にある本殿。桧皮葺。鎌倉時代の建築です。我々の住む甲州市にはこうした文化財がかなり残っている。こちらも重要文化財です。