一粒で二度美味しい

west2692009-06-30

今日の一枚は「茅の輪潜り」の様子。何のことかといえば、家の近くにある神社のお祭りだ。毎年6月30日の夜行われる。神社の中にある隋神門というところに茅萱で作った輪を設置する。門を潜って八の字に3回周ってお終い。これで一年間は病気に掛からない。そんな行事だ。
暮れには毎年「天照皇大神宮」と書かれた札が来る。そんな訳で正月には初詣に行く。半年で効能が切れると言うことなのだろうか。
ちなみに、この神社は事務所と自宅の中間にある。そのせいか自宅と事務所の両方におふだが届けられる。持ってくるのはそれぞれ別人だ。もちろん寄付金もそれぞれ持ってゆくのだ。つまり「一粒で二度美味しい」。なんかだかグリコのような話なのだ。

下の写真は「お辞儀をしている人」なのか「腰の曲ったおじいさん」なのか良く判らない。

小淵沢のアトリエ」においてあった。建築主のIさんの家にはこんな面白い古物が沢山ある。中国・朝鮮・日本のものが圧倒的に多いが、これもちょっと変わっていて面白い。
曲った木の根元を利用して彫ったのだろうか?表情もモンゴロイドじゃなさそうだ。「これはなんですか?」と聞いて見た。アフリカはドゴン族の彫刻なんだそうだ。