花の社名

今日は事務所まで歩いて出勤した。何度も歩いた道でも天候や季節により発見がある。今日の一枚は芙蓉の花。通勤路の途中にある会社の庭に咲いていた。相棒の発見によれば、この会社の社名は「芙蓉設計」というのだった。意識してかどうかわからないけど同じ名前の花が咲いている。ちなみに我が社の名前は「川蝉」の学名だが庭にカワセミは飛んでいない。鳥あえず、木彫りの置き物やら、写真でお茶を濁している。

下の写真は「韮崎の家」屋根工事。

工事の主な目的は右手に見える主屋の修理だが、まずは、主屋内の荷物を蔵に移動しなければならない。蔵も雨漏りしているので、屋根を葺き替えているところ。こちらの修理も屋根だけでは済まず、土台やら柱を取り替えて、壁も塗り替えることになってしまった。こちらの工事だけで1ヶ月は経った。未だに主屋は手付かずのままだ。こちらの屋根が出来て、来週から主屋の片付け作業に入る。
こんな具合に民家再生は気の長い話なのだ。
瓦職人の向こうには雨雲が見えている。雨が降ると作業は中断しなければならない。彼は建築主・設計事務所・現場監督のほか梅雨空とも相談しながら仕事をするのだ。そんな訳で忙しく働いていた。

下記お知らせします。

京王線府中駅前の「LOOP　HOLE」で行われている作家展です。新しい感性による新鮮な作品がお楽しみ。
詳細は下記の通り。
期間：7月4日〜8月1日
場所：府中市宮西町1−15−13
作家：村上　綾