屋上の胃カメラ

west2692009-10-28

今日の一枚は屋上風景。
先週の金曜日に熱が出て以来、咳が止まらない。こんな具合に屋上に登ったら何だかふらふらする。4階建ての屋上で、向かって左側には手摺が無い。風も吹いているので、立っているだけでも怖かった。
事務所に戻り、去年近所の医者からもらった薬を飲んじゃおうかと思ったけれど、、この前反省したばかりだ。ここはひとつ慎重にと、念のために診察を受けた。処方された薬は去年と同じだった。やっぱり飲んじまえば良かったかな。
さて、昨日の写真は道路の排水溝の蓋だったけど、下の写真は屋上のドレイン。

午前中に上った高校校舎の屋根で見かけた。当然だが屋上に溜まった雨水はここから地面に流される。ドレインの中に突っ込まれている黒いものは胃カメラじゃなくて、電熱線なんだそうだ。同行の電気設備設計事務所のO所長がそう説明してくれた。「ここは私が設計したんだから間違いありません。電気で氷を溶かすんです」とのこと。富士山の麓は寒さが厳しい。雨どいの中もビッシリ凍るのでこのような対策が施してあるという。こちらは人目には全く触れないので、白川郷のグレーチングみたいなデザインはしていない。このように無愛想な部品がそのまま使われていた。