三本木の夕日

west2692009-12-02

今日は那須に出張。11月29日に龍ヶ崎で更地を確認したが、それまで建っていた民家は那須に移築される。
那須では基礎と運び込んだ古材を確認した。右の写真は運び込まれた大黒柱の礎石。石の種類は不明だが、これも少しお化粧直しして再利用する。
打ち合わせを終えた帰り道、都賀西方近くまできて、スタッフのM君が忘れ物をしていたことに突然気がついた。現場に戻るために3時21分(?)に栃木インターでUターンした。陽が翳り始めていた。この時期は日没が早い。おおよそ85キロ戻らなければならないが、明るいうちに戻れるかどうか微妙なところだった。
そういえば有名なお話の「走れメロス」は夕日が沈む前に、走って戻るという所がポイントだった。
疲れた体に、約束した時間が迫る。きっと夕日の沈む速度がとても速く感じたのに違いない。
さて、いつもより少しだけ多めにアクセルを踏みこむ時は、通常よりも注意深くバックミラーを見つめる必要がある。高速道路で急いでいる時、これはとても大切なことなのだ。うっかり忘れて前ばかり見ていると臨時出費を強いられることがある。
そんな訳で下の写真は、現場到着時の三本木の夕日。太陽のかけらが少しだけ空に残っていた。時計は4時16分だった。