ポアソン分布な日々

west2692010-02-03

右の写真は上棟の様子。白く見えているのは梁に残った雪。
今日は那須塩原の現場に出かけた。途中から雪が降り出した。今回の冬は出かけた先で雪に降られることが多いが、ある本にはこんなことが書いてあった「滅多に起こらないことは、何故か連続して起こる傾向がある」。そして、そのことはポアソン分布という数学的に裏付けられた理論でも説明できるんだそうな。
雪が降って、帰宅が遅くなり、寝不足が続いてもそれはポアソン分布のせいなのだ。年末年始に神社や消防団の寄付金集めが集中するのも、それが毎年続くのもポアソン分布ならば仕方がない。
それはともかく、現場に着くと既に棟が出来上がっていて、垂木を取り付けていた。雪の中で地鎮祭を行ったことはあるけれど、上棟は初めてだ。梁の上にはあちこち雪が積もっている。滑ると危険なのでさすがに緊張した。
だが、大工達はいつもと同じように、すたすたと梁の上も歩いてゆく。「遠くに見える那須連山の上が明るいから、今日は本格的な雪にはならないのだ」と話していた。確かに雪は舞っているが、上空には時々青空が見えた。
下の写真は雪の舞う中で破風板を取り付けているところ。